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無理に愛想を振りまくのをやめてみた。

シンプルライフ
今の家に越してきて、もう4年になりますが、自慢じゃないが友達は未だに一人もできません。

正確に言えば、少し離れた所に一人だけ、お友達はできました。
娘の入院時に仲良くなった人で、家族ぐるみで仲よくしてもらってます。

が、同じ地区では友達と呼べる人は一人もいません。

越してきた当初は、娘たちのこともあるし、一日も早く馴染まなきゃ、友達作らなきゃ、と躍起でした。

苦手な公園にも足しげく通い、居合わせたママさんたちと一生懸命コミュニケーションをとり、なんとか仲よくなろうと必死。
土地に馴れないながらも子ども会の役員にもなって、他の役員さんと仲よくなれるよう、極力会話の輪に入れるように頑張ってみたり。

でも、できませんでした。

なんというか、私と他の人たちの間に見えない壁があって。
後になって知るのですが、この地域は昔から代々住み続けてる方々が大半で、私らのような「よそ者」はごく少数。
娘たちの友達のお母さん同士もほとんどが同級生、すっかり「輪」ができてしまってるので、「よそ者」が入る余地などないのです。

それが証拠に、地域の集まり、子ども会の役員会でも内輪ネタで盛り上がるばかりで、「よそ者」には見向きもしない。
たまに声をかけられたとしても、とてもよそよそしくて仲よくなるなんて夢のまた夢の話…。

それでも、なんとか仲よくなれるようにと、都合のつく限り集まりにも参加して、学校行事なんかで顔を合わせればこちらから話しかける努力をしてきました。

でも、できない。

なので、諦めました、前向きな意味で。

娘たちも大きくなってきて、それぞれが一人で友達と遊びに出かけるようになったのを機に、積極的に仲よくしようとするのをやめました。

だって、疲れるもん。
相手との間にどうすることもできない壁があるのを承知で、それでも距離を縮めようとするの。
すり減るほど気を使って、愛想を振りまいたり時には笑い者になってみたところで、相手にその気がなければ徒労に終わるだけだなって。

もちろん、だからといって引きこもったり、無愛想にシカトしたりなんてことはしません。
どこかで顔を合わせれば挨拶もしますし、話しかけられれば受け答えもします。
ただ、無理に会話を続けようとしたり、相手に気を使って愛想笑いをしたり…ということをやめるだけです。

相手のために自分のペースを乱さない。
来るものは拒まず去るものは追わず、のスタンス。
「よそ者」は「よそ者」らしく、堂々としていよう、と決心したのです。

不思議なもので、そう決めてからというもの、人と関わるのがずいぶんと楽になりました。
挨拶さえきちんとすれば、無理に会話しなくていい。
用事が済んだら、とっととその場から去っていい。
いたくもない場で手持ちぶさたに過ごすより、さっさと立ち去って自分のしたいことをする。

誰がなんと言おうとかまわない。

私の人生は、私のもの。

その道中で、気負わずお付き合いできる人ができれば、それでいいかな。

もしも、今の環境で親しくできる人がいない…と悩む人がいれば。
無理に相手に合わせようとしなくていいよ、と言ってあげたい。
自分らしく、堂々としていれば、そのうちひょこっと気の合う人が現れるかもしれない。
気を使うばかりの「友達もどき」100人より、本当に気を許せる「友達」1人の方が、より人生を楽しめるから。

そう、私は確信しています。